フミノリチャード（1996年生、母フミノミネルバ）

Fumino Richard

1996.05.05

フミノリチャード（1996年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホリスキー（当時17歳）と交配したフミノミネルバが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木下牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦12勝2着2回。主な勝ち鞍は1999年の名古屋チャレンジカップ パーシモン賞。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月28日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

9月7日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ マスカット賞（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月17日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ パーシモン賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のパンテールに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2000年）

3月21日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、龍馬盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月22日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

6月15日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた7戦目は、星置川特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林徹弥騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5歳（2001年）

4月15日、約10か月の休養明けで迎えた8戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のパシェンテに5馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を物にした。

4月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた11戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のセブントレジャスに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月1日、中2週で迎えた12戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセブントレジャスに4馬身の差をつけて制した。

7月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイリーダーからクビ差の2着に甘んじた。

8月4日、中2週で迎えた14戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーミストレスに8馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

8月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島洋三騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーミストレスから半馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、しらなみカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスクラムトライに2馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

9月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた18戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイリーダーをハナ差制して7勝目をマークした。

11月25日、中4週で迎えた19戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のマグナムに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾林幸彦騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイッスンボウシに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（2002年）

1月8日、中3週で迎えた21戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で尾林幸彦騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスアクターをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

1月28日、中2週で迎えた22戦目は、新冠特別（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾林幸彦騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた23戦目は、阿蘇根子岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で尾林幸彦騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノセンプウに5馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

3月17日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2 C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾林幸彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクチャリオットに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。