オーミスーパールイ（1995年生、母ゼーカオリ）

オーミスーパールイ（1995年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヤエノムテキ（当時10歳）と交配したゼーカオリが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）宮村牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方30戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

古川平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

12月7日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

12月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3歳（1998年）

6月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

7月11日、連闘で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘争本能で渋太く粘り続けて、最後は2着のエッコを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月20日、中4週で迎えた9戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

4歳（1999年）

2月7日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月10日、中1週で迎えた14戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月22日、中5週で迎えた15戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた17戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

5歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた22戦目は、水野淳平騎手を鞍上に迎えて、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ト（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシルバーグレートに4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

4月17日、中5週で迎えた24戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月1日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

7月11日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村井栄治騎手（10戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったリピンズスキーにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村井栄治騎手（11戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、マホウノジュウタンに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月23日、中9週で迎えた31戦目は、一般C3ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村井栄治騎手（12戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったコマノワンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村井栄治騎手（13戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したサツキリーダーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

12月30日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で村井栄治騎手（14戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6歳（2001年）

1月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3ヘ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で村井栄治騎手（15戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったデイブレイクアースに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村井栄治騎手（16戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた36戦目は、一般C3チ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で村井栄治騎手（17戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

4月26日、中7週で迎えた37戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、和田高明騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田高明騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダービージョーンズに2馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

8月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田高明騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月30日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた41戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田高明騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で和田高明騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田高明騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジョーベアトリチェをクビ差振り切って4勝目を挙げた。

10月18日、中2週で迎えた44戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で和田高明騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた45戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田高明騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた46戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田高明騎手（8戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。