ライトシーザー（1997年生、母ミスマルゼンスキー）

ライトシーザー（1997年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のゴールデンフェザント（当時11歳）と交配したミスマルゼンスキーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）エムエム、ヤマダファーム。戦績は、地方43戦11勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の新宿区特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

三坂盛雄厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2000年）

3月24日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は491kg。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のオグリホープをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、スペシャルメニューに交わされて1馬身差の2着となった。

4歳（2001年）

7月11日、約15か月の休み明けで迎えた3戦目は、一般C3六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレオサイクロンに1馬身半の差をつけて久々の一戦をモノにした。

7月25日、中1週で迎えた4戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のセントラルテイオーに3馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のサチヤグモを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、中央区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた8戦目は、新宿区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のロードミラーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワッキーサンダーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6歳（2003年）

4月15日、約18か月半の休養明けで迎えた10戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、イヌ鷲特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーシューマからクビ差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた11戦目は、稲毛光莉子ちゃん1歳誕生日記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーシューマに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、広瀬川特別（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐恭平騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月2日、中2週で迎えた13戦目は、ニュー洋蘭賞（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐恭平騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月10日、連闘で迎えた14戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐恭平騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムジーシューマから1馬身半差の2着に敗北した。

6月30日、中2週で迎えた15戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、山口瞳追悼記念（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた16戦目は、競馬鹿連ビッシビシ調整して上山集合記念（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた17戦目は、安くて!うまい!御食事処若駒記念（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた18戦目は、BJ優駿たちの蹄跡カップ（上山ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーペガサスに半馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

8月31日、中1週で迎えた19戦目は、ぽかぽかラジオ記念（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベルロマンスに5馬身の差をつけて9勝目を手にした。

10月13日、中5週で迎えた20戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた21戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた22戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた23戦目は、初冬特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた24戦目は、ディセンバー特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7歳（2004年）

1月13日、中2週で迎えた25戦目は、初市特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサノオンナに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

1月31日、中2週で迎えた26戦目は、大寒特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモアローをクビ差制して勝利を手に入れた。

2月11日、中1週で迎えた27戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、こうずけ特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた28戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた29戦目は、ファイナルカップ（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた30戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、両毛特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた31戦目は、チャレンジカップ（高崎ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた32戦目は、パール特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた33戦目は、県民の日特別（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（8戦2勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた34戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、ジューン特別（高崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた35戦目は、榛名湖特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた36戦目は、野反湖特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた37戦目は、サードニックス賞（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた38戦目は、ダリア特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（11戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマーニースからクビ差の2着となった。

9月12日、中2週で迎えた39戦目は、谷川岳特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた40戦目は、ミルクカップ（高崎ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月21日、中6週で迎えた41戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、信濃特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた42戦目は、一般A B11（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドフィンガーから半馬身差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた43戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（13戦2勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。