ラブグローリアス（2007年生、母クリスタルヤワタ）

ラブグローリアス（2007年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時21歳）と交配したクリスタルヤワタが17歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は岡堀政。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦2勝2着8回。主な勝ち鞍は2010年の一般C4七。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡堀政から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、中地エージェンシーによって126万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

3月28日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた4戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

11月7日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C4八（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4七（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のナイセストスマイルに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ハッピーデュランダにクビ差交わされて2着となった。

4歳（2011年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったスガスガシイに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったベニヒメに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、オートエトワールに半馬身交わされて2着となった。

4月5日、中4週で迎えた14戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンライトナナに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授のガッツでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた17戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、ゆうじ&ともみ結婚記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月29日、連闘で迎えた19戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C3五（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったテンザンメダリストに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、名物食べて復興支援はらこ飯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は江下英昭騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

6月19日、連闘で迎えた21戦目は、復興支援食べてね石巻焼きそば（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、一条ダンススタジオ杯（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したステラシアターを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

7月31日、中2週で迎えた24戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（13戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ネイビーウッドにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ノアシーズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。