クールアイバー（1998年生、母アビニヨン）

クールアイバー（1998年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時18歳）と交配したアビニヨンが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は茨城県、生産者は栗山道郎。戦績は、地方84戦12勝2着5回。2006年の’06勝島賞に勝利した他、2004年のおおとりオープン(ハンデ)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高柳恒男厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2000年）

6月19日、デビュー戦は森下博騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月9日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、久保勇一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るホクトマイフレンドを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（2001年）

1月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇一騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇一騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップドライバーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（2戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストロングオプレスに6馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

3月26日、中3週で迎えた8戦目は、3歳オープンの’01雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月15日、中2週で迎えた9戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のライラック特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は森下博騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリカルスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の東京ダービー（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（5戦2勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月25日、中3週で迎えた13戦目は、アルテミス賞（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のショウリノスターに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の黒潮盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（7戦3勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

4歳（2002年）

1月7日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、ウエルカム2002賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（8戦3勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

1月21日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の春駒賞（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（9戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイッキューサンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月19日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦のアメジスト賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の春光賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（11戦4勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスマトラトラに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月8日、中3週で迎えた19戦目は、トゥインクルオープニング賞（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（12戦5勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオーミヤボレロに2馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

4月23日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の’02プラネットカップ（大井ダート1790m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（13戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の’02スターライトカップ（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の’02ブリリアントカップ（大井ダート1790m 晴/稍重）に出走。鞍上は森下博騎手（14戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイキアーサーに1馬身半の差をつけて制した。

12月9日、約6か月半の休養明けで迎えた23戦目は、’02勝島賞（大井ダート1790m 雪/不良）に52.5kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（15戦7勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したカイジンクンにクビ差届かず2着となった。

12月28日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1590m 内回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（16戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5歳（2003年）

1月15日、中2週で迎えた25戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（17戦7勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の’03ウインターカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（18戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた27戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた28戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞の船橋記念（船橋ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月24日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、ハンデ戦のケンタウルス賞（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月24日、中5週で迎えた31戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1190m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

7月4日、中0週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の’03シーサイドカップ（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は森下博騎手（19戦7勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた33戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

9月30日、中8週で迎えた34戦目は、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（20戦7勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の’03オータムカップ（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（21戦7勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

11月3日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（22戦7勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月24日、中2週で迎えた37戦目は、’03勝島賞（大井ダート1790m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（23戦7勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月31日、中4週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンのジルベスターオープン（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（24戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のナイキゲルマンをハナ差振り切って久々に白星を挙げた。

6歳（2004年）

1月22日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンの’04ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（25戦8勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（26戦8勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた41戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月8日、中2週で迎えた42戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（27戦8勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月5日、中3週で迎えた43戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で森下博騎手（28戦8勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（29戦8勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

9月30日、約4か月の休み明けで迎えた45戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

11月3日、中4週で迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のタカオライアンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月8日、中4週で迎えた47戦目は、’04勝島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、伸びてきたジェネスアリダー決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた48戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 雪/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

7歳（2005年）

2月2日、中4週で迎えた49戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったブラウンシャトレーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3月9日、中4週で迎えた50戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

4月6日、中3週で迎えた51戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた52戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

6月7日、中3週で迎えた53戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、4着に入った。

6月29日、中2週で迎えた54戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/重）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月6日、約3か月半の休み明けで迎えた55戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東京記念（大井ダート2400m 曇/不良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた56戦目は、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた57戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

12月7日、中4週で迎えた58戦目は、’05勝島賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（30戦8勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ボンネビルレコードにハナ差交わされて2着となった。

12月29日、中2週で迎えた59戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（31戦8勝）。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8歳（2006年）

2月1日、中4週で迎えた60戦目は、ハンデ地方重賞の金盃（大井ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（32戦8勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた61戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（33戦8勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

4月12日、中5週で迎えた62戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（34戦8勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた63戦目は、’06グリーンカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（35戦8勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた64戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（36戦8勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着を確保した。

6月28日、中2週で迎えた65戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（37戦8勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

11月3日、約4か月半の休養明けで迎えた66戦目は、ハンデ戦でオープンのtvk賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた67戦目は、’06勝島賞（大井ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジルハーに1馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

12月29日、中3週で迎えた68戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手（3戦1勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

9歳（2007年）

2月1日、中4週で迎えた69戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で御神本訓史騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトロットテイオーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月21日、中2週で迎えた70戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の金盃（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた71戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた72戦目は、房の国オープン（船橋ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた73戦目は、S2のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

10月4日、約5か月半の休養明けで迎えた74戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（6戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた75戦目は、ハンデ戦でオープンの楽天競馬賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（7戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

11月30日、中3週で迎えた76戦目は、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は森下博騎手（38戦8勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

12月12日、中1週で迎えた77戦目は、’07勝島賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（39戦8勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた78戦目は、ゆりかもめオープン（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（40戦8勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10歳（2008年）

10月9日、約9か月半の休み明けで迎えた79戦目は、S2の東京記念（大井ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森下博騎手（41戦8勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

10月30日、中2週で迎えた80戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森下博騎手（42戦8勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた81戦目は、習志野きらっとオープン（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森下博騎手（43戦8勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

12月3日、中1週で迎えた82戦目は、’08勝島賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森下博騎手（44戦8勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた83戦目は、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森下博騎手（45戦8勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

11歳（2009年）

1月29日、中3週で迎えた84戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森下博騎手（46戦8勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。