サウンドグロリー（2005年生、母ホシノテンビー）

サウンドグロリー（2005年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレギュラーメンバー（当時8歳）と交配したホシノテンビーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、地方35戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のファイナルナイト賞(一般C1三)。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2007年）

8月17日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

11月27日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ピエールピッタンコに半馬身交わされて2着に敗北した。

3歳（2008年）

4月25日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、カズヒメにハナ差交わされて2着に惜敗した。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月4日、約4か月の休み明けで迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（8戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

12月28日、中2週で迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプリムラ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスタンドフラワーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2七八（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3月3日、中5週で迎えた13戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は張田京騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のサチカゼをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

5月13日、中2週で迎えた17戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、石神井特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた18戦目は、葛西特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のポナハロに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月21日、中1週で迎えた19戦目は、綾瀬特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた20戦目は、ワッショイTOKYO夏ラリー賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

11月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のオウシュウライオンを半馬身振り切って4勝目を奪取した。

12月1日、中1週で迎えた24戦目は、冬野特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（7戦2勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた25戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（8戦2勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るビスカスラインを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目を掴み取った。

5歳（2010年）

4月5日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、りょうけん座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた27戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた28戦目は、さざなみスプリント（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（9戦3勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

5月17日、中0週で迎えた29戦目は、おうし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた30戦目は、万緑特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天授の闘志でゴールまで頑張り、5着を確保した。

6月18日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1三（川崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた32戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたシュガーリック決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた34戦目は、涼風特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（11戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた35戦目は、晩夏特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（12戦3勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。