インターアックス（1990年生、母ヒダカエリス）

インターアックス（1990年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時16歳）と交配したヒダカエリスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方16戦11勝。主な勝ち鞍は1994年のジューンハンデ特別(A3)。

経歴

デビュー前

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1993年）

7月13日、デビュー戦は久保秀男騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は595kg。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のリトルダイヤに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のザマハイネスに5馬身の差をつけて制した。

9月1日、中3週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーピングシープに3/4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月6日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳戦の寒菊特別 3組（川崎ダート1600m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で久保秀男騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウコバンに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月30日、中2週で迎えた5戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマシヨウニシキに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4歳（1994年）

1月24日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は久保秀男騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のホウシュウドルビーをクビ差制して無傷の6連勝を決めた。

2月16日、中2週で迎えた7戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタカサゴグリンイチに2馬身半の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

3月18日、中3週で迎えた8戦目は、春暖特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保秀男騎手（6戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のヤサカエリートに2馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

4月17日、中3週で迎えた9戦目は、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で久保秀男騎手（7戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤサカエリートに5馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

5月11日、中2週で迎えた10戦目は、さつき特別（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で久保秀男騎手（8戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のピッツキングに2馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

6月1日、中2週で迎えた11戦目は、ジューンハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保秀男騎手（9戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のブローフォンテンをアタマ差制して無傷の11連勝を決めた。

6月29日、中3週で迎えた12戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保秀男騎手（10戦10勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保秀男騎手（11戦10勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた14戦目は、ノベンバーハンデ特別（川崎ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で久保秀男騎手（12戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月22日、中3週で迎えた15戦目は、グローリーカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で久保秀男騎手（13戦10勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5歳（1995年）

1月19日、中3週で迎えた16戦目は、新春盃（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で久保秀男騎手（14戦10勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月12日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、武庫川ステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、アクアマリンステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

4月16日、中2週で迎えた19戦目は、卯月ステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

5月21日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、ハンデ戦の欅ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた21戦目は、エルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた22戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、タイムス杯（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（函館芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では決め手に欠いて16着に終わった。