プレイイットラウド（2018年生、母フランチェスカ）

プレイイットラウド（2018年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大音量で奏でろ。父名より連想」。毛色は栃栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時14歳）と交配したフランチェスカが19歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。主な勝ち鞍は2021年の一般C26。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田中スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブライオンによって702万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,160万円（2.9万×400口）で一口馬主が募集された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月10日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

4月25日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた4戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1500m 内回り晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、三石産米トキノミノル賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のゲンパチボロネーゼをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、初霜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦1勝）。5頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に敗れた。

4歳（2022年）

1月12日、中1週で迎えた13戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアレンシュタインを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

1月26日、中1週で迎えた14戦目は、大寒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着に入り込んだ。

2月8日、中1週で迎えた15戦目は、ヤドリギ賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた17戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェーニョを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を奪取した。

5月10日、中3週で迎えた18戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、鵜匠特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた19戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた22戦目は、7月23日、萌華の誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（5戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた23戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、眞人&望恵結婚記念!（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた25戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、戸辺幹夫笠松競馬初来場記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月23日、中1週で迎えた26戦目は、まぁさんおめでとう祝第二弾記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた27戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた28戦目は、笠松けいば金曜日ライブ配信中（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた29戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。