トルピード（2021年生、母アートアロング）

Torpedo

2021.04.21

トルピード（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したアートアロングが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は大滝 康晴。主な勝ち鞍は2023年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大滝康晴から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって330万円で落札された。

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2023年）

9月26日、デビュー戦は青柳正義騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘックスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のGoal to My SHIP特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のドンリュウスターをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のコルト&フィリーズ特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリメンバーアポロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、大滝康晴から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって330万円で落札された。

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2024年）

3月17日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒賞 ・実績馬（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月16日、中3週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた7戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた8戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の兼六園スプリントトライアル特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフィンガーズクロスに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月23日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の加賀友禅賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の兼六園スプリント（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったネッサローズに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の石川門カップ（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた12戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の西日本3歳優駿 （地元デビュー馬）（金沢ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた13戦目は、楽天競馬×楽天モバイル賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェスティヴノンノを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断然人気に応えた。