グラスワールド（1996年生、母A Chance of Storm）

グラスワールド（1996年4月8日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のRahy（当時11歳）と交配したA Chance of Stormが7歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地49戦7勝2着5回。2002年の京王杯スプリングカップ(G2)で2着に入った他、2002年の安田記念(G1)で4着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月6日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

1月16日、中0週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマジックポケットをハナ差振り切って初白星を挙げた。

3月21日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

5月2日、中5週で迎えた5戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の八重桜賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

4歳（2000年）

2月5日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

6月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（9戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリールパロディに2馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月22日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下の栗子特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（10戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ホワイトチェイサーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月12日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の銚子特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（12戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、エーピーホークに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2001年）

2月3日、約5か月の休養明けで迎えた15戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（13戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスルーカルテットに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3月11日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（14戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の舞浜特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（15戦3勝）。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の鎌倉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（16戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（17戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、ヤワタセブンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の猪苗代特別（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（18戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルトレジャーに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月10日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の福島放送賞（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

12月22日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上1000万下の霞ケ浦特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（19戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6歳（2002年）

1月27日、中4週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の青梅特別（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（20戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

2月3日、連闘で迎えた25戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 雨/重）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のエーピーライジンを半馬身振り切って雨中の激闘を制した。

2月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の内外タイムス杯（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

3月10日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた27戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のナリタダイドウに3馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月31日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた28戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るトレジャーをクビ差だけ差し切って重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

5月12日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦2勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、逃げるゴッドオブチャンスを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた30戦目は、G1の安田記念（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦2勝）。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

10月19日、約4か月半の休み明けで迎えた31戦目は、G3の富士ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた32戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田伸二騎手（5戦2勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

7歳（2003年）

1月5日、中6週で迎えた33戦目は、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田伸二騎手（6戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたサイドワインダー決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月2日、中3週で迎えた34戦目は、G3の東京新聞杯（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田伸二騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

4月6日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、ハンデG3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（21戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月25日、約6か月半の休養明けで迎えた36戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（22戦4勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、6着に入り込んだ。

11月30日、中4週で迎えた37戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（23戦4勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

8歳（2004年）

1月5日、中4週で迎えた38戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の京都金杯（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（24戦4勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた40戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月24日、約9か月の休み明けで迎えた41戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

11月14日、中2週で迎えた42戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオーロカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、5着に入り込んだ。

11月27日、中1週で迎えた43戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

12月26日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた44戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2004ファイナルステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。

9歳（2005年）

1月15日、中2週で迎えた45戦目は、ハンデ戦でオープンのニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月23日、約9か月半の休み明けで迎えた46戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた47戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオーロカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた48戦目は、キャピタルステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた49戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、ディセンバーステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。