クリノマジカル（2005年生、母エミノステータス）

クリノマジカル（2005年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時18歳）と交配したエミノステータスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高松牧場。戦績は、地方30戦1勝2着9回。2008年のスイートピー賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高松牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高松牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、永村侑によって147万円で落札された。

斉藤裕厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2007年）

7月24日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は419kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったユキノスカーレットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったデザートダンシングを3/4馬身捉え切れず2着となった。

10月24日、中2週で迎えた6戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた7戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月19日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、2歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（2008年）

1月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムテルスターからクビ差の2着に甘んじた。

1月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレッドファイターから1馬身差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノメンバーワンに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズナリジッコウから1馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の荒尾レディース特別（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で杉村一樹騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズナリジッコウから1馬身半差の2着となった。

4月6日、中2週で迎えた15戦目は、3歳オープンのスイートピー賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で杉村一樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で杉村一樹騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中0週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で杉村一樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた18戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（荒尾ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（12戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（13戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた25戦目は、一般C15（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーホーマから9馬身差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C14（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（15戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルファイファンから1馬身半差の2着となった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、一般C13（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（16戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（17戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4歳（2009年）

1月14日、中1週で迎えた29戦目は、三栄バースディカップ（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（18戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C21（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（19戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモレロホウトクから3馬身差の2着となった。