ナカハマショウグン（1994年生、母トキワサーペン）

ナカハマショウグン（1994年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時7歳）と交配したトキワサーペンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中央牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方20戦15勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のおしどり特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

佐藤林次郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

9月30日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月24日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

3歳（1997年）

1月18日、中5週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林淳一騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林淳一騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で小林淳一騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

10月4日、約6か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林淳一騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林淳一騎手（9戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小林淳一騎手（10戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

11月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で小林淳一騎手（11戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

4歳（1998年）

4月7日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のエーピージャスパーに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のイースタンシャークに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた15戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般D2（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインドヒーローから半馬身差の2着に敗北した。

5月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクショウドウカンに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハードタックルに4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

6月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般D1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマトバクインに4馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

7月12日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワセンコウに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリミナルコードに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月14日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（6戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナスノビューティーに7馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

9月1日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジンジャーブレッドに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

9月27日、中3週で迎えた23戦目は、おしどり特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（8戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のセントマシーンに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントマシーンからクビ差の2着に甘んじた。

11月3日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（10戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバームサシに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月1日、中3週で迎えた26戦目は、地方重賞の以上山グランプリ山形記念（上山ダート2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で関本淳騎手（11戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1999年）

4月18日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般B2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で関本淳騎手（12戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のデビットカードに3馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2イ（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で関本淳騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーロードに1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

5月17日、中1週で迎えた29戦目は、一般B（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で関本淳騎手（14戦11勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドウェザーに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

11月16日、約6か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で関本淳騎手（15戦12勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリーデイズに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月14日、中3週で迎えた31戦目は、地方重賞の以上山グランプリ山形記念（上山ダート2300m 小雪/不良）に出走。鞍上は17戦連続で関本淳騎手（16戦13勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2000年）

4月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、一般B1ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で関本淳騎手（17戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。