プラススキーラブ（2009年生、母プラススキー）

プラススキーラブ（2009年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名＋父名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時14歳）と交配したプラススキーが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）船越牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方32戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2十十一。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2011年）

10月6日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は438kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミステリージェイドを上がり3位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のヱビス<ザ・ブラック>賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のセーラパシフィックに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

3歳（2012年）

1月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた5戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず13着に終わった。

4月1日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から42kg戻して迎えた8戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて17着に終わった。

9月16日、中5週で迎えた9戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

11月17日、中4週で迎えた11戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2013年）

1月9日、中7週で迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケイアイカームに3馬身の差をつけて優勝

2月8日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

3月15日、中4週で迎えた14戦目は、俺が変える!松井・村岡・泉の昇任祝!（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて、最後は2着のコンティニューを半馬身振り切って優勝

4月3日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トップエヴァーに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月3日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2二三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田正重騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた21戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファシネイトを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた23戦目は、義っちゃん退職おめでとう記念（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったヴィサージュにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

12月2日、中4週で迎えた24戦目は、一般C2一二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の闘志でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

5歳（2014年）

2月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた25戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 小雪/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のガリャルダを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

3月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2五六七（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したトキノローズにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月8日、中1週で迎えた28戦目は、行け!宏則!旧式赤丸号と一人旅で賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったタランチュラホークにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中3週で迎えた29戦目は、bayfm CUP（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

6月18日、中5週で迎えた30戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで楽々と抜け出し、最後は2着のベストフォンテンに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月6日、中6週で迎えた31戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月1日、約4か月の休み明けで迎えた32戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

6歳（2015年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、楽天競馬賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい13着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた34戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、おいしいいよかんいい予感賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月12日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた35戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた36戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のコンアニマをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、牝馬限定のハンデ戦の幸手桜まつり賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた38戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

5月4日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた39戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたヒデノシスター決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月15日、中5週で迎えた40戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、オレンジレース（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。