ハミングウィズミー（2013年生、母ソングフォーミー）

ハミングウィズミー（2013年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「一緒にハミングして」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時14歳）と交配したソングフォーミーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方22戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年のツアーお疲れ様特別(一般C2-3)。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

11月21日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2016年）

1月16日、中7週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3月26日、中9週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月24日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

6月11日、中3週で迎えた6戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月23日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、アカヤガラの刺身特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた9戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた10戦目は、なんぼ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月30日、連闘で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったライジングスターを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4歳（2017年）

2月8日、中5週で迎えた12戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月15日、連闘で迎えた13戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウインロウに交わされて1馬身半差の2着となった。

2月22日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

2月28日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

3月6日、連闘で迎えた16戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナムラモンローに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月16日、中5週で迎えた17戦目は、鰹のタタキ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月26日、中0週で迎えた18戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた19戦目は、マーボーお疲れ様特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ウエルカムホームにハナ差交わされて2着に甘んじた。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、アカシア特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

5月27日、連闘で迎えた21戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のロックリソースに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったワンダフルメモリーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中2週で迎えた23戦目は、リナ六本木卒業特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中西達也騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンローズピンクに7馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中西達也騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、ロックリソースにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月17日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中西達也騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のフラムルージュに1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月29日、中1週で迎えた27戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、大暑特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた29戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、ツアーお疲れ様特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のジャベリンに3馬身の差をつけて優勝