オリオンプリンス（1986年生、母イカリコトブキ）

オリオンプリンス（1986年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のカバリスト（当時7歳）と交配したイカリコトブキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方24戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の白富士特別(C1一)。

経歴

デビュー前

北川亮厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1989年）

2月22日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は495kg。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグリンジヨイナーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月20日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーセブンから2馬身差の2着となった。

7月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月20日、中0週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツクレペロに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の夕顔特別（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のインフィニティー特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のコスモス特別（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のガツドワンに4馬身の差をつけて優勝

10月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクイーンコウセイをクビ差制して4勝目を収める

11月14日、中2週で迎えた10戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた11戦目は、バイオレントマイル特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1990年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、迎春特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦3勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

1月31日、中3週で迎えた13戦目は、白富士特別（船橋ダート1700m 雪/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のダイカツノーブルに1馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

2月22日、中2週で迎えた14戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月26日、中4週で迎えた15戦目は、ブラッドストーン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦4勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦4勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月30日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた18戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2000m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は小原義之騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

5歳（1991年）

5月1日、約6か月の休養明けで迎えた20戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた21戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（中京(地)ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月27日、中6週で迎えた22戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井作男騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた23戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月17日、中8週で迎えた24戦目は、田中敏和騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は酒井作男騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2ホ（中京(地)ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、中4週で迎えた27戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。