ミランワカコマ（1995年生、母ハタノパレード）

ミランワカコマ（1995年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモブワカコマ（当時6歳）と交配したハタノパレードが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦9勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の如月特別。

経歴

デビュー前

石毛善衛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

1月6日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

2月23日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦の如月特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパータイミングに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月12日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から41kg戻して迎えた4戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

10月23日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月13日、中0週で迎えた10戦目は、一般B2ハ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマツミダイオーに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の一般B2（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部正義騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2ロ（三条ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハイホーをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた14戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般B2ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドペンダントに8馬身の差をつけて制した。

4月30日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の一輪草特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーバンタイトから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースタイフーンから半馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダービープリモをクビ差制して5勝目をつかんだ。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の東港特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1550m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイキブレイズから5馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般B1（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月8日、中9週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた22戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1550m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカシサミットからクビ差の2着に甘んじた。

11月4日、中1週で迎えた24戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の菊花特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシチケンジンに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6歳（2001年）

1月9日、中4週で迎えた27戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3六イ（船橋ダート1400m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

2月5日、中3週で迎えた28戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、一般C3五イ（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメジャーサークルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、一般C3（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は野口正宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のノムラクララに3馬身の差をつけて8勝目をマークした。

5月30日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のゲイトウェーソングを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。