ルアス（2008年生、母アイリッシュクレア）

ルアス（2008年2月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アイルランドの首都ダブリンで運行しているライトレール。両親名より」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時14歳）と交配したアイリッシュクレアが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年のAKB指原莉乃ソロデビュー記念(一般C16)。

経歴

デビュー前

5歳のとき、橋本牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、杵臼斉藤牧場によって32.55万円で落札された。

ユニオンオーナーズクラブにて総額735万円（3.68万×200口）で一口馬主が募集された。

庄野靖志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

10月1日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

12月6日、中6週で迎えた3戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、中3週で迎えた4戦目は、守道&綾子結婚おめでとう大賞典（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、セッカチクイーンにハナ差交わされて2着に甘んじた。

1月31日、中1週で迎えた6戦目は、一般C27（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた7戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で持原大志騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したウイントゥヘヴンを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

3月6日、中3週で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で持原大志騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したワンステップを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、まねき馬倶楽部in名古屋競馬場（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、シャビイシックに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテーオーフラッグに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた12戦目は、AKB指原莉乃ソロデビュー記念（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフロストフラワーを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

5月31日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた14戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。