サキノサンダー（1998年生、母サキノレイメイ）

サキノサンダー（1998年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時9歳）と交配したサキノレイメイが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）信田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝、地方33戦4勝2着11回。主な勝ち鞍は2000年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

6月28日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月6日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた3戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月14日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月22日、連闘で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた6戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックオリオンから半馬身差の2着となった。

9月7日、連闘で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアトミックベルから2馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のクラマサキングをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

10月25日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、2歳戦のメジロマックイーン特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた10戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3歳（2001年）

2月18日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、伊藤暢康騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤暢康騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた14戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1800m 雪/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、3歳500万下のゆきつばき賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤暢康騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた16戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた17戦目は、3歳500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

7月4日、中5週で迎えた18戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネコメスカイから1馬身半差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンカイッピンから1馬身半差の2着に敗北した。

8月23日、中4週で迎えた20戦目は、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイコーチケットから1馬身半差の2着に敗北した。

10月4日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、一般C2-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトサノティガに1馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2-2（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2002年）

4月17日、約5か月の休養明けで迎えた26戦目は、一般C2-1（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた27戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウアグリーンをハナ差制して勝利を手に入れた。

5月16日、中1週で迎えた28戦目は、どさんこ騎手招待（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月23日、連闘で迎えた29戦目は、ひばりが丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキテールから半馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた30戦目は、麒麟淡麗〈生〉特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロシアンスターから1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中5週で迎えた31戦目は、ふらのワイン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドマイニングから半馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた32戦目は、アグリ工房まあぶ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた33戦目は、えぞ松特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた34戦目は、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた35戦目は、平取義経特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島洋人騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグネスヒットから1馬身半差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた36戦目は、様似アポイ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島洋人騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったムシャから2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた37戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、厚賀特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた38戦目は、平松特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイザンニッポンから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた39戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（10戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミトキカゼに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2003年）

1月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた41戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた42戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた43戦目は、矢原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢原洋一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月1日、中5週で迎えた45戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、ファンシーレイン特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月11日、中0週で迎えた46戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。