サチノグランドール（2005年生、母ババールシャドー）

サチノグランドール（2005年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋偉大（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時14歳）と交配したババールシャドーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中村幸廣。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

10月21日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2008年）

4月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムブロッサムから3馬身差の2着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムブロッサムに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、中3週で迎えた7戦目は、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカオリワンダーに7馬身の差をつけて優勝

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、ユカリンフラメンコ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦2勝）。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた10戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノパラダイスに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月7日、中1週で迎えた12戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（7戦3勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた14戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（9戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のナヴィーシャラポワに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月3日、中1週で迎えた15戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、明成建設特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河野直人騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で河野直人騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（10戦4勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた22戦目は、お彼岸特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた23戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、わすれなぐさ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（11戦4勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた25戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイイレブンから2馬身半差の2着となった。

5月10日、連闘で迎えた26戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた27戦目は、一般C16（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノインパクトから1馬身半差の2着となった。

6月11日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた28戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（12戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた29戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（13戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月18日、中1週で迎えた30戦目は、奥平邦男の競馬本格参戦記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C8（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

8月23日、中0週で迎えた33戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（8戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた34戦目は、曼珠沙華特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（9戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた35戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（14戦5勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。