ブルーム（1998年生、母セーラーオジョウ）

ブルーム（1998年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒシアリダー（当時8歳）と交配したセーラーオジョウが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）原口牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、原口牧場から「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、池田豊治によって210万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

9月14日、デビュー戦は川島雅人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のナカコフジに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳オープンのマーベラスサンデー特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。15着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスキュートからハナ差の2着となった。

11月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（2001年）

2月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた8戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の山藤賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた10戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

7月16日、中6週で迎えた11戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメガミフローラに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

8月5日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のあやめ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチヤミレニアムに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月16日、中5週で迎えた13戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ戦でオープンの野路菊賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中4週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月10日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。