ハナノシオリ（1997年生、母イチノライジング）
1997.05.07
ハナノシオリ（1997年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のレオグリングリン（当時10歳）と交配したイチノライジングが15歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田 昇史。戦績は、地方45戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年のアラ系3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、山田昇史から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。
小松沢義江厩舎（宇都宮）へ入厩。
2歳（1999年）
6月24日、デビュー戦は松本大寿郎騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は471kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のネオンエースに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
7月20日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンシャトーに8馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月4日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の黒バラ特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本大寿郎騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本大寿郎騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本大寿郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサカノトライバルに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月27日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のおおるり賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本大寿郎騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3歳（2000年）
1月9日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松本大寿郎騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサカノトライバルから1馬身差の2着に敗北した。
2月11日、中4週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本大寿郎騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本大寿郎騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月19日、中2週で迎えた11戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノカオリから1馬身半差の2着となった。
4月10日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルリーフから3/4馬身差の2着に敗北した。
4月23日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（10戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の華厳賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月29日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6月16日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のノギハヤカゼに5馬身の差をつけて4勝目をマークした。
6月30日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般Cイ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（12戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサカノトライバルに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。
7月12日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B C（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（13戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のイッセイタッカに1馬身半の差をつけて優勝
10月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、アラ系一般B（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（14戦5勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた20戦目は、古澤泰博騎手を鞍上に迎えて、オクトーバー特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦のとちぎアラブ王冠（宇都宮ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（15戦5勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。
4歳（2001年）
1月20日、中4週で迎えた24戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B1 B2（佐賀ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
2月3日、中1週で迎えた25戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。
2月17日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
3月4日、中1週で迎えた27戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたスマノダイアン決め手に屈してアタマ差の2着となった。
3月26日、中2週で迎えた28戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。
4月14日、中2週で迎えた29戦目は、うぐいす特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。
5月12日、中3週で迎えた30戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、ホトトギス特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
11月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、マナヅル特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた32戦目は、コノハズク特設（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は権藤学騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
12月31日、中1週で迎えた33戦目は、ユリカモメ特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。
5歳（2002年）
1月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、キジ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
2月2日、中2週で迎えた35戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、白鳥特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマッキーテイオーを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。
2月20日、中2週で迎えた36戦目は、オシドリ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
3月19日、中3週で迎えた37戦目は、シジュウカラ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
4月13日、中3週で迎えた38戦目は、アラ系3歳以上A1 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月29日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。
7月28日、約3か月の休養明けで迎えた40戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマンテンノホシを上がり0位の末脚で半馬身差し切って久方ぶりに白星を挙げた。
8月15日、中2週で迎えた41戦目は、アラ系3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
8月25日、中0週で迎えた42戦目は、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
9月14日、中2週で迎えた43戦目は、アラ系3歳以上A2 A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で権藤学騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したルビーノヒミツを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。
10月5日、中2週で迎えた44戦目は、カワセミ特設（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で権藤学騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
11月2日、中3週で迎えた45戦目は、トキ特別（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で権藤学騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。