サダムエルドラド（2012年生、母メジロバーミューズ）

サダムエルドラド（2012年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋黄金郷」。毛色は青鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時18歳）と交配したメジロバーミューズが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者は（株）レイクヴィラファーム。戦績は、中央平地8戦0勝、地方15戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、大西定によって4,515万円で落札された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月15日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（2015年）

1月4日、中6週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

5月31日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

9月21日、中2週で迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に敗れた。

11月21日、中8週で迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、春待月特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月27日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた11戦目は、ケフェウス座特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

4歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた12戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、おうし座特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月31日、中2週で迎えた13戦目は、早緑月特選（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた14戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したホットロードにハナ差届かず2着となった。

3月6日、中2週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、SAGAジョッキーズグランプリ（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月26日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、サンライズ特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた17戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したダノンサイクロンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた18戦目は、エイプリル特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったロードスウィープに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月15日、中1週で迎えた19戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、ブロンズホイップ賞（第2戦）（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた20戦目は、ジェイド特選（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

7月9日、中5週で迎えた21戦目は、長崎街道原田宿特選（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、ジュライ特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた23戦目は、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。