オーガストトパーズ（1992年生、母ホシノネイテイブ）

オーガストトパーズ（1992年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のファストトパーズ（当時9歳）と交配したホシノネイテイブが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は林時春。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、地方33戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年の一般B3-4。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

3月5日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったタヤステンバオーに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

5月6日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（3戦0勝）。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

6月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、田島裕和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月17日、中1週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島裕和騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田島裕和騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

7月23日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月20日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田島裕和騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた11戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて14着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は田島裕和騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた13戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月9日、中8週で迎えた14戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

4歳（1996年）

2月1日、中7週で迎えた15戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた16戦目は、鷹野宏史騎手を鞍上に迎えて、一般C5-3（高知ダート1300m 小雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた17戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた18戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーアバロンから2馬身半差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメッセージから5馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古性秀之騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエイユーエリザベスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古性秀之騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた24戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトゴゼンに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月26日、中1週で迎えた26戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリバロックからハナ差の2着となった。

9月9日、中1週で迎えた27戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本益男騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本益男騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた29戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山本益男騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた35戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1997年）

4月15日、約3か月半の休養明けで迎えた36戦目は、一般B3-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリスクファイヤーから1馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた37戦目は、C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（10戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本益男騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったパーシャンブルームから4馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた40戦目は、B3-4（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（9戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（12戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた43戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山本益男騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本益男騎手（11戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた45戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本益男騎手（12戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3-4（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトップグレートをハナ差制して優勝

9月15日、中1週で迎えた47戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（14戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。