オリオンザアモン（1997年生、母チェリーチェリー）

オリオンザアモン（1997年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のツータイミング（当時11歳）と交配したチェリーチェリーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方26戦8勝2着5回。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

和田正美厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は吉井浩和騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタハラオーライに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2000年）

2月5日、中8週で迎えた2戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた3戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシキエトワールからクビ差の2着となった。

3月19日、中2週で迎えた4戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月23日、中4週で迎えた5戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマークスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月19日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケイワイパワーに1馬身半の差をつけて制した。

11月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアリゲーターを3/4馬身振り切って3勝目を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウツミコンコルドに1馬身半の差をつけて4勝目を手に入れた。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイッスンボウシに2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（2001年）

1月2日、中0週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユキノクラウンに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月3日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナカトップベビーを半馬身振り切って獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月19日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（8戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップシンフォニーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリンデンハスラーに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

9月29日、約7か月の休養明けで迎えた16戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒデノガリバーに交わされて3馬身差の2着となった。

11月17日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5歳（2002年）

1月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3月10日、中5週で迎えた23戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リンデンリバティーに交わされて5馬身差の2着となった。

4月13日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

5月3日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。