ワイズクラッカー（1995年生、母トウザレター）

ワイズクラッカー（1995年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のイブンベイ（当時11歳）と交配したトウザレターが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）柏台牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の一般C1(ハンデ)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

6月28日、デビュー戦は菅原隆明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

10月19日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駿馬賞（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレンドリートロフィー（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、野崎孝仁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’98ベストステッキ特別（9）（船橋ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

4歳（1999年）

5月30日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーオアシスに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月6日、連闘で迎えた7戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のチャンピオンバッハに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

6月28日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2ニ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマタケイブキから1馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた11戦目は、大枝幹也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2イ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大枝幹也騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカクラマツカゼからアタマ差の2着となった。

9月10日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーブカムオンから2馬身差の2着となった。

10月17日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、一般C2イ（三条ダート1650m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた16戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般C1ハ（三条ダート1650m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒダカヒットからクビ差の2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の一般C2（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホシノフライトに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月10日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったパーソナルタッチから3/4馬身差の2着となった。

12月19日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦の一般C1（三条ダート1700m 雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のパーソナルタッチに1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

5歳（2000年）

1月2日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般B3（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で榎伸彦騎手（12戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレイスゴッドからアタマ差の2着に甘んじた。

8月16日、約7か月半の休み明けで迎えた22戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた23戦目は、村松成哲騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（新潟(地)ダート1550m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は榎伸彦騎手（13戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。