メイム（2018年生、母ケージーメグミ）

メイム（2018年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「映画名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時7歳）と交配したケージーメグミが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2021年のおむすび「いぶりイレブン」特別(一般C3-3)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1300m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月13日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3歳（2021年）

1月30日、中6週で迎えた4戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

3月21日、中6週で迎えた5戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月22日、中7週で迎えた7戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したランブラストにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-4（門別ダート1000m 曇/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサイモンギザに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月27日、中2週で迎えた9戦目は、百年の赤松賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のボンディングタイムを3/4馬身振り切って優勝

8月11日、中1週で迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、おむすび「いぶりイレブン」特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のピュアカガヤキに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月1日、中2週で迎えた11戦目は、ムクゲ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は石川倭騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた12戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったカンティーユに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の140.5万円以上（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって14着に敗れた。

4歳（2022年）

3月8日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた20戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月25日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

8月20日、中7週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた22戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月2日、中5週で迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた24戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月11日、中5週で迎えた25戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

5歳（2023年）

1月22日、中5週で迎えた26戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では速い脚を使えず13着に終わった。

8月6日、約6か月半の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は山田敬士騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

2023年8月9日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。