クラークボーイ（1995年生、母ゴールドセレクト）

クラークボーイ（1995年4月21日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のノーリユート（当時17歳）と交配したゴールドセレクトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場。戦績は、地方15戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年のプロキオン特別(一般C2)。

経歴

デビュー前

牧野田将人厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（1998年）

1月6日、デビュー戦は平瀬城久騎手を鞍上に据えて、4歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は527kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のツルギタイトルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、4歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミロープリンスを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマックスメモリーに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

6月8日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたマジックショット決め手に屈してクビ差の2着となった。

6月29日、中2週で迎えた6戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

9月8日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマジックパッサーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、一般C4（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のイルミサンデーをアタマ差振り切って3勝目をつかんだ。

10月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるバンジョウキングを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマサアラシを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るユキノファビラスを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って5勝目を収める

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4歳（1999年）

4月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、一般C1（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で桑野等騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。