エイシンライトゥン（2002年生、母バレークラシック）
Eishin Lighten
2002.05.28
エイシンライトゥン（2002年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋照らす、明るくする」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時16歳）と交配したバレークラシックが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地21戦3勝2着4回、中央障害1戦0勝、地方7戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の房総特別(1000万下)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 29戦9勝 [9-5-1-14/29]
- 総賞金国内
- 4,296万円
- 生年月日
- 2002年5月28日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 吉井敏雄金沢
- 馬主
- 黒見孝
- 生産者
- 社台ファーム
- 抹消情報
- 中央：2007年6月17日抹消
地方：2009年3月5日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のバレークラシックは海外13戦1勝。祖母のEstacionesは海外16戦1勝。曾祖母のEstacionは海外94戦17勝。父のサンデーサイレンスは海外G1・6勝（米国ダ[6勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Fairway＝Pharos | 7*7*7×6*7 | 4.68% |
| きS | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*7 | 2.34% |
| 牡 | Hail to Reason | 3×5 | 15.62% |
| 牡 | Mahmoud | 5*6×6 | 6.25% |
| 牡 | Nearco | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Phalaris | 6×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Hyperion | 6*7×6*6*7 | 6.25% |
| 牡 | Teddy | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Polymelus | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Chaucer | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Gainsborough | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡S | Blue Larkspur | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Man o' War | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | Almahmoud | 4×5 | 9.37% |
| 牝 | Selene | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牝S | Plucky Liege | 7*7 | 1.56% |
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 2-n
レース成績
経歴
デビュー前
森秀行厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2004年）
12月12日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。
3歳（2005年）
5月28日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。
7月9日、中2週で迎えた4戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。
8月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったメイショウブンゴに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
9月3日、中3週で迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月18日、中1週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったスプリングタピアンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
9月25日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったクラクエンキャットにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。
10月23日、中3週で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のアイシクルアートに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。
11月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、勝ったキクカネイチャにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。
12月10日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下の志摩特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
4歳（2006年）
1月21日、中5週で迎えた12戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の巌流島特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のフジタカペトラに1馬身の差をつけて制した。
2月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下の火の山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。17頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、6着に終わった。
3月11日、中4週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下の房総特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、一気に末脚を伸ばして、最後は2着のラストモアに1馬身1/4の差をつけて3勝目を収める
7月2日、約4か月の休養明けで迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 曇/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
7月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の小郡特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
8月12日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。
12月9日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。
5歳（2007年）
1月7日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の若水賞（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた20戦目は、A.スボリッチ騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。
3月24日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の三河特別（中京芝1200m 雨/良）に出走。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。
6月3日、中9週で迎えた22戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。
6歳（2008年）
5月12日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた23戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノドコマデモを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
5月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブライティアバナーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。
6月24日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコアレススキルに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
8月3日、中5週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた26戦目は、一般C3-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエリモフラッパーに6馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。
9月1日、中3週で迎えた27戦目は、リゲル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るプラチナムドラゴンを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って破竹の4連勝を決めた。
10月19日、中6週で迎えた28戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスターダストクロスに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
11月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で桑野等騎手（6戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のインスパイアクロスに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。