クラウンスカイ（2013年生、母アオゾラ）

経歴

デビュー前

2歳（2015年）

6月21日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 小雨/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず13着に敗れた。

9月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のラインセイラをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

10月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳重賞のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

12月5日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、極端なスローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳G2のホープフルステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中3週で迎えた6戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 小雪/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月13日、中6週で迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

6月11日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

11月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

4歳（2017年）

2月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた13戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg絞って迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の彦星賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた16戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

5歳（2018年）

1月27日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の鞍ケ池特別（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

4月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の三条特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に終わった。

6月9日、中4週で馬体重を前走から23kg増やして迎えた20戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、パール特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンマルアルティマに2馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上B4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモエルドラドに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

7月14日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアンシャックルドに9馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月11日、中3週で迎えた23戦目は、新涼賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のロトスキャンダルに1馬身1/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月1日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上A2 B（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のカシノエイシに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月23日、中2週で迎えた25戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のハクユウロゼに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月8日、中1週で迎えた26戦目は、さざんか特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のムーンパスラブに2馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

11月24日、中6週で迎えた27戦目は、久住山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ムーンパスラブに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中3週で迎えた28戦目は、ファンタジーカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（8戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダンツブレーブを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6歳（2019年）

1月20日、中3週で迎えた29戦目は、M&Kジョッキーズカップ（第2戦）（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のイケノアサに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

2月2日、中1週で迎えた30戦目は、如月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（10戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマイメンに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月2日、中3週で迎えた31戦目は、春望賞（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（11戦10勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビービーリフレクトに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月24日、約9か月の休養明けで迎えた32戦目は、シクラメン賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（12戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、勝ったウインヴォルケーノに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7歳（2020年）

8月30日、約9か月半の休養明けで迎えた33戦目は、あさがお特別（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で真島正徳騎手（13戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた34戦目は、エトワール賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で真島正徳騎手（14戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、エルプシャフトに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中3週で迎えた35戦目は、クレセントカップ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で真島正徳騎手（15戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた36戦目は、ファンタジアカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で真島正徳騎手（16戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

2020年11月23日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。