マイメン（2015年生、母ニシオノーブル）

マイメン（2015年4月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「親友」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアッミラーレ（当時18歳）と交配したニシオノーブルが17歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦4勝2着5回。2018年のル・プランタン賞(牝地方重賞)に勝利した他、2018年のロータスクラウン賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

土井道隆厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2017年）

5月28日、デビュー戦は川島拓騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリスアンジェロを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月20日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ザワールドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月17日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエコーズスリーに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

8月12日、中3週で迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

11月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた5戦目は、2歳地方重賞の天山賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川島拓騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のリゲル特別（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

3歳（2018年）

1月2日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの佐賀若駒賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったエスワンノホシに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

1月14日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

2月10日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のアクアレジーナを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の佐賀皐月賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月17日、中3週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月13日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

7月16日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた15戦目は、カンナ特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は川島拓騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルセルクに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月12日、中3週で迎えた16戦目は、あさがお特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は山口勲騎手（8戦1勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のオダツをクビ差振り切って制した。

8月25日、中1週で迎えた17戦目は、葉月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったスーパージェットに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中2週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の西日本ダービー（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月17日、中3週で迎えた20戦目は、耶馬溪賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したフォークローバーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中4週で迎えた21戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の中島記念（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

4歳（2019年）

1月3日、中1週で迎えた22戦目は、新春特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた23戦目は、如月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（13戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったクラウンスカイに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた24戦目は、向春特別（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（14戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカクリョウをクビ差振り切って制した。

3月23日、中4週で迎えた25戦目は、すみれ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（15戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた26戦目は、春陽特別（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた27戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、軽暖特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた28戦目は、地方重賞の佐賀スプリングカップ（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（17戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた29戦目は、グリーンチャンネル見るならスカパー!賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカシノスプリングに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月9日、中1週で迎えた30戦目は、牝馬限定地方重賞の佐賀ヴィーナスカップ（スクワートルスクワ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた31戦目は、水無月賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（18戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。