トーヨーウンゼン（1999年生、母トーヨーシービー）

トーヨーウンゼン（1999年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハートレイク（当時8歳）と交配したトーヨーシービーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）トーヨークラブ北海道支店。戦績は、地方22戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

南輝幸厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2001年）

12月20日、デビュー戦は高木健騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のステラグローリーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったステッグマイヤーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のヘイセイフラッシュに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエナノメリーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って先頭ゴールを果たした。

3月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（5戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の八重桜賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高木健騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高木健騎手（7戦3勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高木健騎手（8戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったミスアリダーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高木健騎手（9戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で高木健騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、最後はケントキッスと並んで3着同着となった。

7月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高木健騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で高木健騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

10月11日、中8週で迎えた14戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったチャンスガールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月1日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リンクライデンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中0週で迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ウルフブリザードに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六イ（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月17日、中5週で迎えた20戦目は、一般C2五（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた21戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。