ノトパーソ（1983年生、母ノトテスコ）

ノトパーソ（1983年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパーソナリテイ（当時16歳）と交配したノトテスコが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地21戦3勝2着3回、中央障害4戦2勝。1987年の阪神障害ステークス（秋）(ハンデ重賞)で3着に入った他、1986年の春蘭賞(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1985年）

7月21日、7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハンサムナムラに5馬身の差をつけてトップでゴールに入った。

8月11日、9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月1日、13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に沈んだ。

9月28日、12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノビジョウフに1馬身1/4の差をつけて勝利した。

11月2日、13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンファルコンから1馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノビジョウフに2馬身半の差をつけて勝利を物にした。

12月15日、10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツラギハイデンから1馬身3/4差の2着となった。

3歳（1986年）

3月15日、3歳オープンの春蘭賞（阪神芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は加用正騎手。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウタイテイに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月6日、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。22頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

4月27日、牝馬限定3歳G2のサンケイスポーツ賞4歳牝馬特別（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田功騎手。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

5月18日、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手。22頭立ての14番人気で19番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、6着に入り込んだ。

9月7日、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は加用正騎手。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

10月12日、牝馬限定3歳G2のローズステークス（京都芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月2日、牝馬限定3歳G1のエリザベス女王杯（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手。19頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では速い脚を使えず17着に終わった。

11月23日、トパーズステークス（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加用正騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月7日、G3のウインターステークス（中京ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月21日、牝馬限定のハンデG3のサンケイスポーツ杯阪神牝馬特別（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は加用正騎手。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

4歳（1987年）

3月21日、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4月11日、ハンデ戦でオープンの大阪城ステークス（阪神芝2500m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

5月3日、栗東ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は飯田明弘騎手。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月17日、ハンデG3の京阪杯（京都芝2000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田島良保騎手。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月25日、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 曇/良）に出走。鞍上は東田幸男騎手。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノースファイターに2馬身の差をつけて勝利をモノにした。

8月22日、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東田幸男騎手。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックウエーブに3馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

9月19日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東田幸男騎手。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で東田幸男騎手。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。