イシノブライティア（2000年生、母サンライト）

イシノブライティア（2000年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋Ｂｒｉｇｈｔ（輝く）からの造語、輝くもの」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時13歳）と交配したサンライトが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島貞二。戦績は、中央平地7戦0勝、地方19戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の山東町よふど温泉特別(B1-1)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月9日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 小雪/稍重）に出走。馬体重は486kg。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた3戦目は、服部剛史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月31日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部剛史騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部剛史騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

9月21日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で服部剛史騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月26日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンカングに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた9戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広松孝弥快気祝い特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーザンカングに5馬身の差をつけて優勝

11月29日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の雪待月特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーザンカングから1馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の師走特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノクインに4馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4歳（2004年）

1月1日、中2週で迎えた12戦目は、一般E F（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズスペースから1馬身半差の2着に敗北した。

1月4日、連闘で迎えた13戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノランタナに2馬身半の差をつけて4勝目をマークした。

1月12日、連闘で迎えた14戦目は、一般E2（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタカノセイウンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月8日、中3週で迎えた15戦目は、木芽月特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般E1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた17戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアンジェニューに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月6日、中1週で迎えた18戦目は、松浦高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ブルーフルパワーに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた19戦目は、フォレストステーション波賀特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るエアロダインを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

5月13日、中2週で迎えた20戦目は、山東町よふど温泉特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサクラトルネードを半馬身振り切って雨中の激戦を制した。

11月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、加古川くつした特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた22戦目は、椎堂特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた23戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、千種川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

5歳（2005年）

1月2日、中2週で迎えた24戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上A3-3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた26戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。