ミサトテイオー（2003年生、母モガミハヤブサ）

ミサトテイオー（2003年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時15歳）と交配したモガミハヤブサが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方39戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は2007年の端午賞(一般C2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、真歌伊藤牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月27日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2006年）

1月14日、中3週で迎えた3戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月14日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップレモン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

3月4日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップシナモン賞（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

7月9日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2-2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツバクシンから5馬身差の2着となった。

8月14日、中2週で迎えた10戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテツバクシンからクビ差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナルコレターに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイサムライからハナ差の2着に甘んじた。

11月11日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐正雪騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイサムライに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-4（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で片桐正雪騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートバラライカをアタマ差制して制した。

12月16日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は佐原秀泰騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2007年）

1月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノカミカゼをアタマ差制して4勝目を手中に収めた。

1月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-5（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2-6ニ（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐正雪騎手（9戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた20戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は片桐正雪騎手（10戦4勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐正雪騎手（11戦4勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2-10ロ（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は野田誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルエットローマンに2馬身の差をつけて5勝目をマークした。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマグマメインから1馬身半差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた25戦目は、端午賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリエクスポズに半馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイアイサムライに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

6月10日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は野田誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったユメリアルから半馬身差の2着となった。

7月29日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2-4イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のスターゴールドに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドコガネからクビ差の2着に甘んじた。

9月17日、中4週で迎えた33戦目は、すすき特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（8戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアントリガンから2馬身半差の2着に敗北した。

10月7日、中2週で迎えた34戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた35戦目は、りんどう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノカミカゼに3/4馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

12月2日、中4週で迎えた36戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（11戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた37戦目は、クリスマス賞（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で野田誠騎手（12戦3勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2008年）

1月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で野田誠騎手（13戦3勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた39戦目は、須田鷹雄全公営競技場踏破記念（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で野田誠騎手（14戦3勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2-1（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で野田誠騎手（15戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドコガネをアタマ差制して勝利をモノにする

2月24日、中1週で迎えた41戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、福山競馬チャンピオンジョッキー杯（福山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた42戦目は、佐々木記念一迦誕生杯（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（16戦4勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた43戦目は、一般C2-2（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（17戦4勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた44戦目は、はなみずき特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（18戦4勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。