レイズアストーム（2017年生、母クリムゾンフレア）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山口忠彦から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉川朋宏によって486万円で落札された。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

7月31日、デビュー戦は阿部龍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月3日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、タックドゥにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアースエヴェリーナに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

12月24日、中6週で迎えた7戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミラコロアショーマに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

3歳（2020年）

1月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のツインホープ特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた9戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S2のユングフラウ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のサボテン特別（船橋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコウユーカノカノに1馬身の差をつけて3勝目を手にした。

4月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のアルコバレーノ特別（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダンディーヴォーグに6馬身の差をつけて制した。

5月25日、中5週で迎えた13戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったキングキャヴィアに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

6月15日、中2週で迎えた14戦目は、八犬伝スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

9月23日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、プリムラ出荷量日本一で賞（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のダンストンラソに4馬身の差をつけて制した。

10月20日、中3週で迎えた16戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、小春月特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた17戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、猪突猛進賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のサンエイロードに2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

12月16日、中4週で迎えた18戦目は、花鳥風月賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、フローレンスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2021年）

1月27日、中5週で迎えた19戦目は、英俊豪傑賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサーストンバーラムに2馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

3月4日、中4週で迎えた20戦目は、景星鳳凰賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のカワナをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

4月23日、中6週で迎えた21戦目は、疾風迅雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

9月16日、約5か月の休み明けで迎えた22戦目は、明鏡止水賞（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた23戦目は、行くよ?あたりまえじゃん。川崎市長選挙賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎誠士騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

2021年11月25日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。