ハチノビギナーズ（1987年生、母ヒシマサカツター）

ハチノビギナーズ（1987年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青毛。種牡馬のアステイングドウ（当時15歳）と交配したヒシマサカツターが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は鳥山郁男。戦績は、地方35戦12勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のおおるり賞。

経歴

デビュー前

長島康男厩舎（足利）へ入厩。

2歳（1989年）

10月18日、デビュー戦は長島茂夫騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（足利ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノキヤリンボーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長島茂夫騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のミマツジヨイナーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長島茂夫騎手（2戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネヤマホマレからアタマ差の2着となった。

12月3日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長島茂夫騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（足利ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で長島茂夫騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のハシノダイモンに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月27日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のおおるり賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で長島茂夫騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨウシンスターをクビ差制して4勝目を手中に収めた。

3歳（1990年）

1月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、アラ系4歳（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で長島茂夫騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のウイニングハンターに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月6日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で長島茂夫騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったコダマボールドマンからアタマ差の2着に甘んじた。

2月26日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で長島茂夫騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1991年）

1月1日、約10か月半の休み明けで迎えた10戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた11戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエヒーローに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンビツグに5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

3月5日、中3週で迎えた13戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサカエヒーローに半馬身の差をつけて8勝目を手にした。

3月11日、連闘で迎えた14戦目は、不知火賞（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサンユリに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月24日、中5週で迎えた15戦目は、伊藤強一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤強一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノクレバーから1馬身半差の2着に敗北した。

5月29日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤強一騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のハツピーセンプーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月10日、中1週で迎えた18戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤強一騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた19戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒオージヤに2馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

12月28日、中1週で迎えた20戦目は、小菊特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイシノエンペラーに2馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

5歳（1992年）

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、早川特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた22戦目は、プリムラ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイシノエンペラーから5馬身差の2着に敗北した。

2月24日、中3週で迎えた23戦目は、フェブラリーアラブ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた24戦目は、マーチアラブ特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（3戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタクノイチフジから4馬身差の2着に敗れた。

8月16日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、有明賞（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月18日、中8週で迎えた26戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、有明賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1993年）

1月31日、約3か月半の休養明けで迎えた27戦目は、有明賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1994年）

1月1日、約11か月の休み明けで迎えた28戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた29戦目は、不知火賞（荒尾ダート1640m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた30戦目は、不知火賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた31戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、有明賞（荒尾ダート1500m 小雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた32戦目は、有明賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（6戦4勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた33戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月17日、中3週で迎えた34戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、有明賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた35戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、アラブ大賞典（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。