テイエムコテング（2005年生、母エキゾーストタイム）

テイエムコテング（2005年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋小天狗」。毛色は青毛。種牡馬のグラスワンダー（当時10歳）と交配したエキゾーストタイムが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方24戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年の一般C16。

経歴

デビュー前

当歳のとき、小島牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、竹園正継によって420万円で落札された。

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

9月22日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は412kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた2戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3歳（2008年）

3月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず15着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい17着に終わった。

6月25日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 小雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルファイファンから4馬身差の2着となった。

7月23日、中3週で迎えた7戦目は、一般C27（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジンタルスに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カゼニナッテに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた9戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、ユカリンフラメンコ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムキバレーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月6日、中1週で迎えた10戦目は、一般C9（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のサツマシビをクビ差制して3勝目を手に入れた。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノサンシャインから6馬身差の2着に敗れた。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた14戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

12月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、ユカリンタラナナ杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2009年）

1月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮平鷹志騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮平鷹志騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた21戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた23戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた25戦目は、三宅和昭勇退特別記念（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（6戦2勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた26戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（10戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中4週で迎えた27戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（11戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、一般C16（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンゴールドに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月8日、中2週で迎えた29戦目は、有明海岸松並木特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。