グレートランサー（1987年生、母ヨシノニチリン）

グレートランサー（1987年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピツトカーン（当時16歳）と交配したヨシノニチリンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）仲野牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上B2。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

4月8日、デビュー戦は菊川正達騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた2戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菊川正達騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

12月4日、約7か月半の休み明けで迎えた4戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、4歳B3（上山ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったウメノバースからクビ差の2着となった。

4歳（1991年）

4月23日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサフアリシルクに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた7戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で神保忠三騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で神保忠三騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で神保忠三騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般D2ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で神保忠三騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマダガスカルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスグリーンに4馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は神保忠三騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で神保忠三騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で神保忠三騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリニスクインから3/4馬身差の2着となった。

9月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で神保忠三騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で神保忠三騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、中5週で迎えた17戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマトボーイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月9日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のムラノフイドールをハナ差制して勝利をモノにする

12月24日、中1週で迎えた19戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルバーンから半馬身差の2着に敗北した。

5歳（1992年）

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデアンサーに半馬身の差をつけて制した。

3月2日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で三小田幸人騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、約3か月の間隔を開けて迎えた24戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三小田幸人騎手（6戦3勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミタカハタから5馬身差の2着となった。

12月14日、約7か月の休み明けで迎えた25戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた26戦目は、土井道隆騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1993年）

1月9日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土井道隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤカンザシから6馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で土井道隆騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシケンショウリから4馬身差の2着となった。

2月7日、中1週で迎えた29戦目は、ガーネット特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土井道隆騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネコメヒーローから1馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中3週で迎えた30戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で土井道隆騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月13日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた31戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。