シルクタイトル（2006年生、母ノンダムール）

シルクタイトル（2006年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋称号」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時14歳）と交配したノンダムールが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）中央牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方33戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額800万円（1.6万×500口）で一口馬主が募集された。

南田美知雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月22日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に敗れた。

3歳（2009年）

2月15日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月10日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた6戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフェルカド特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフォーチュネイトラベンダー特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したスペースオーバーにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた12戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシルクマイヒメに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、連闘で迎えた13戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のヴォーグをアタマ差振り切って2勝目を収める

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のランドエクスプレスをハナ差振り切って断トツの支持に応えた。

11月27日、中1週で迎えた15戦目は、水車特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた16戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったバンダムチョッパーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月10日、中0週で迎えた19戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスリーコマンドに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

1月19日、連闘で迎えた20戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で尾島徹騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のランドエクスプレスに1馬身の差をつけて4勝目を手にした。

1月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で尾島徹騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ストロングサークルにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

2月11日、中1週で迎えた22戦目は、3スレ合同大会成功記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で尾島徹騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るピーチパトラを次元の違う末脚で半馬身差し切って下馬評通りの実力を証明した。

2月25日、中1週で迎えた23戦目は、桃花特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で尾島徹騎手（10戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったキングコマンダーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月5日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で尾島徹騎手（11戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた25戦目は、陽子ちゃん誕生日おめでとう（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で尾島徹騎手（12戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のムッシュオメガに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月21日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C1五（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

5月20日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた29戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月1日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月11日、中0週で迎えた31戦目は、一般C1七（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

7月28日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた33戦目は、一般C1七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

9月2日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（7戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（8戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた36戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた37戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。