ヒロマドンナ（1997年生、母キヨマンナ）

ヒロマドンナ（1997年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキヨヒダカ（当時19歳）と交配したキヨマンナが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方34戦8勝2着5回。2000年のサラブレッド4才牝馬賞(牝ハンデ地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木忠俊厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1999年）

6月1日、デビュー戦は山本泉騎手を鞍上に据えて、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本泉騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた3戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、3歳C（新潟(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山本泉騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C1（三条ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本泉騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（三条ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本泉騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた7戦目は、小野輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（三条ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーゴンペガサスから1馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2（三条ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野輝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタイノホースに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、3歳（三条ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベストバランスに6馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A2（三条ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた11戦目は、3歳A2（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスツキオカから4馬身差の2着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A2（三条ダート1650m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセントブライトに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A1（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2（三条ダート1650m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョウテンリードから2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2000年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、4歳A2（三条ダート1650m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月16日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた16戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（7戦2勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

4月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg戻して迎えた17戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で川本裕達騎手（8戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で川本裕達騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月5日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で川本裕達騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた20戦目は、3歳地方重賞の新潟ダービー（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は森川一二三騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦のはまなす特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川本裕達騎手（11戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノダンディーから1馬身半差の2着に敗北した。

6月11日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の月岡温泉特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（12戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた23戦目は、3歳戦の新井特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（13戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の尾瀬特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月12日、中2週で迎えた25戦目は、3歳戦の十日町特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセントブライトに3/4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた26戦目は、3歳戦の初秋特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（16戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリジャンヌに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた27戦目は、4歳以上500万下の犬吠埼特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（17戦4勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

10月7日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた28戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（18戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフリートスキーに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月29日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ地方重賞のサラブレッド4才牝馬賞（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で川本裕達騎手（19戦5勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスツキオカから半馬身差の2着となった。

12月4日、中4週で迎えた30戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のイチイチフジに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

4歳（2001年）

1月14日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホワイトカラーに1馬身半の差をつけて8勝目を獲得した。

3月2日、中3週で迎えた34戦目は、春暖特別（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた35戦目は、オクトーバー特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた36戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦2勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。