インターフランク（1991年生、母セントゼノビア）

インターフランク（1991年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のレシテイシヨン（当時13歳）と交配したセントゼノビアが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地23戦5勝2着5回、地方23戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1996年の4歳以上900万下。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

7月23日、デビュー戦は西浦勝一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月10日、中6週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったウインシーザーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

9月18日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマルルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

4歳（1995年）

7月29日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したベストパールにハナ差届かず2着となった。

8月26日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は原田聖二騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したダイイチラピートにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月23日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアベルクイーンに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったジェットグローリに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（6戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナムラソレイユに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のノーザンキャップを3/4馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

5歳（1996年）

1月20日、中7週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタマモアラシと並んで1着同着となった。

2月17日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手（9戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた14戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

10月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた16戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

11月16日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のヒシチームをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

12月14日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は原田聖二騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

6歳（1997年）

1月5日、中2週で迎えた19戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた20戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、関門橋ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた21戦目は、橿原ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は原田聖二騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた22戦目は、武庫川ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の春風ステークス（中山ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月21日、約4か月の休養明けで迎えた24戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、月華賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、TVK盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた26戦目は、瑞星特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、かもめ盃（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストンスイングからクビ差の2着となった。

10月20日、中3週で迎えた28戦目は、神奈川盃（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月27日、中4週で迎えた29戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般A2（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた31戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、師走特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7歳（1998年）

1月29日、中4週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンの瑞雪特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた33戦目は、紅椿盃（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた34戦目は、ハンデ戦のきさらぎ特別（浦和ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月17日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、ハンデ戦の京葉盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（7戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦のダイヤモンド特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。

5月21日、中6週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の皐月特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ戦のパール特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた39戦目は、ハンデ戦の銀河特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイアイパレスから1馬身半差の2着となった。

7月20日、中2週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の月華賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた41戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の’98トワイライトカップ（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

8月20日、中0週で迎えた42戦目は、ハンデ戦の綺羅星特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（9戦0勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦の瑞星特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた44戦目は、ハンデ戦のかもめ特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（11戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた45戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた46戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の神奈川盃（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。