フラテルニテ（2016年生、母ワンサイドゲーム）

経歴

デビュー前

2歳（2018年）

11月17日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に敗れた。

12月28日、中5週で迎えた2戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったプレステッツァに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

3歳（2019年）

1月19日、中2週で迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコングールテソーロに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月24日、中4週で迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

3月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（1戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた6戦目は、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4歳（2020年）

1月6日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート2400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート2400m 小雪/稍重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズマークセンに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月14日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート2400m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（3戦2勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

4月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの印西特別（中山ダート2400m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた12戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの青嵐賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

5歳（2021年）

6月11日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、小石川賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のジューンシェイカーに1馬身1/4の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

7月14日、中4週で迎えた14戦目は、トゥインクルのきせき賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月18日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般B2六 B3五（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井章騎手（3戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた16戦目は、おおとり賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井章騎手（4戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい16着に敗れた。

6歳（2022年）

1月26日、中3週で迎えた17戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、汐見坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたマイネルシスネロス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた18戦目は、ダイヤモンドダスト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のエバンタイユドールに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月7日、中3週で迎えた19戦目は、アクアマリン賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて、最後は2着のリンガスウォリアーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

3月29日、中2週で迎えた20戦目は、花嵐賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルティプトンに3馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

4月18日、中2週で迎えた21戦目は、プリマヴェーラ賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた22戦目は、一般B1三（大井ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のゴールデンサイクルを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1三 B2四（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

11月3日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、トパーズ賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

11月18日、中1週で迎えた25戦目は、スマイルシティ・品川賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦4勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトーセンクロードに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた26戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフさで最後まで敢闘したが、サトノディードに交わされて1馬身差の2着となった。

12月29日、中2週で迎えた27戦目は、BSフジ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のミズイロキキョウをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

7歳（2023年）

1月24日、中3週で迎えた28戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（11戦5勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた29戦目は、白富士賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（12戦5勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスギノマジェスティに1馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

3月31日、中5週で迎えた30戦目は、萌黄賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で的場文男騎手（13戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では少しずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のオルトスラッガーを3/4馬身振り切って優勝

4月21日、中2週で迎えた31戦目は、エイプリル賞（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で的場文男騎手（14戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアエノブライアンに1馬身の差をつけて優勝

12月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ブルージルコン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた33戦目は、牝馬限定S3の東京シンデレラマイル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（15戦8勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

8歳（2024年）

1月26日、中3週で迎えた34戦目は、ジャニュアリー賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（16戦8勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた35戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、如月賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた36戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンの’24ネモフィラ賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて、最後は2着のレディオスターに1馬身の差をつけて制した。