リッジコネクション（1988年生、母ゲーベル）

リッジコネクション（1988年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のCox's Ridge（当時14歳）と交配したゲーベルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地16戦4勝2着2回、地方9戦3勝2着2回。1992年のシーサイドステークス(オープンハンデ)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

矢野進厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

7月6日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウルレイに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のウォーターラインを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月4日、中1週で迎えた3戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の津軽海峡特別（函館芝1200m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の七重浜特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鹿戸雄一騎手（3戦2勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた5戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の長万部特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

4歳（1992年）

2月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

2月29日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた7戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月28日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月10日、中5週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のタップオンスターをクビ差振り切って制した。

8月16日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は横田吉光騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、ハンデ戦でオープンのシーサイドステークス（函館ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横田吉光騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったキョウエイスワットに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月19日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の長万部特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横田吉光騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったローリエアンドレに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横田吉光騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のハッピーチョイスをクビ差振り切って優勝

5歳（1993年）

6月20日、約8か月半の休養明けで迎えた14戦目は、福島テレビ杯（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた15戦目は、ハンデ戦の阿武隈ステークス（福島ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた16戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の七夕賞（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月22日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のチャイナラフィアンに3馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

6歳（1994年）

11月8日、約12か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた18戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月25日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた19戦目は、秋冷賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で朝倉実騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた20戦目は、ディセンバー特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で朝倉実騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7歳（1995年）

1月1日、中2週で迎えた21戦目は、新春賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で朝倉実騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた22戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で朝倉実騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノショウブに3馬身の差をつけて制した。

2月10日、中2週で迎えた23戦目は、ベイサイドカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で朝倉実騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジュマルに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

7月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、サマーナイトカップ（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で朝倉実騎手（6戦2勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトムソウから半馬身差の2着となった。

8月16日、中4週で迎えた25戦目は、サンタアニタアワード（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で朝倉実騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネショウエイカンから半馬身差の2着に敗北した。