ドラゴンタフガイ（2002年生、母リュウフラワー）

ドラゴンタフガイ（2002年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のメジロディザイヤー（当時8歳）と交配したリュウフラワーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）三浦牧場。戦績は、地方32戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年のおおぐま座特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、三浦牧場から「八戸11月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2004年）

10月28日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は461kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1400m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月15日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

3歳（2005年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパラダイスオーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月18日、中6週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったファイブオーカンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月25日、中5週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（7戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったディナーパーティに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のバンミラクルを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月31日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（9戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（10戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったジュエルシャネルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月5日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で張田京騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の萩特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で張田京騎手（12戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた14戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で張田京騎手（13戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で張田京騎手（14戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したティーケースワローに半馬身届かず2着に敗北した。

11月21日、中0週で迎えた16戦目は、3歳戦の野菊特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で張田京騎手（15戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2006年）

4月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた17戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2二アイ（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた18戦目は、一般C2四五（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（16戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた19戦目は、薫風特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（17戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

6月8日、中4週で迎えた20戦目は、おおぐま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（18戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のオージアをクビ差振り切って優勝

6月26日、中2週で迎えた21戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したスズノダンディーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

7月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（19戦2勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒデボンバイエに1馬身半の差をつけて優勝

11月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、ミネルヴァ賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（20戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた24戦目は、寄居みかん賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（21戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、勝ったクラシックムードにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月14日、中2週で迎えた25戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（22戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（23戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5歳（2007年）

1月9日、中0週で迎えた27戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（24戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月7日、中3週で迎えた28戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で張田京騎手（25戦3勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1四五（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で張田京騎手（26戦3勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3月7日、連闘で迎えた30戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で張田京騎手（27戦3勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で張田京騎手（28戦3勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で張田京騎手（29戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。