ナモンミツル（1997年生、母スティールルビー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、高田栄治から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（1999年）

11月26日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は496kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したマルチフレンドにハナ差届かず2着に甘んじた。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイオリタテンシを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

12月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3歳（2000年）

1月26日、中3週で迎えた4戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の端月賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったマイネルカイザーにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。

2月9日、中1週で迎えた5戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のオーミスプラッシュに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、カルストンジョージに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月31日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケニアスターに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月18日、中2週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のサラ・クイーン特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

11月9日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のクラシックタッチをアタマ差振り切って制した。

12月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4歳（2001年）

5月30日、約5か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般C8 C1-0（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバーバラを凄まじい末脚でクビ差だけ差し切って5勝目を挙げた。

7月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般C8 10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のスーパーモモコをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

5歳（2002年）

9月9日、約14か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた17戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C6-8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、マーチイットーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた18戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のミズホオージャに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンセシルからアタマ差の2着に甘んじた。

11月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で浜口楠彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のデゼールロワに2馬身の差をつけて8勝目を掴み取った。

12月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で浜口楠彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

6歳（2003年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、ニューイヤー特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で浜口楠彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で浜口楠彦騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。