ツクバスキー（1987年生、母マジツクエンゼル）

ツクバスキー（1987年5月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のストラダビンスキー（当時12歳）と交配したマジツクエンゼルが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、地方20戦7勝2着2回。1991年の関東盃(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

鈴木冨士雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1989年）

11月23日、デビュー戦は西川栄二騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は473kg。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアーデルジヤンヌに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月25日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のツキノコバンに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3歳（1990年）

3月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグレートカイザーに2馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホージドグローブに2馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西川栄二騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルコンコルドに4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、ポートサイド賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西川栄二騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキングスライダーに1馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

9月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西川栄二騎手（6戦6勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。

11月5日、中5週で迎えた8戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西川栄二騎手（7戦6勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた9戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西川栄二騎手（8戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1991年）

5月17日、約6か月の休み明けで迎えた10戦目は、エメラルド特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西川栄二騎手（9戦6勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で西川栄二騎手（10戦6勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったガルーダヒカリから半馬身差の2着に敗北した。

6月21日、中2週で迎えた12戦目は、一般B1（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で西川栄二騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、サタデーナイト賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で西川栄二騎手（12戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマイテイーストに1馬身の差をつけて7勝目をマークした。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、地方重賞の関東盃（大井ダート1600m 内回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は14戦連続で西川栄二騎手（13戦7勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョージモナークからクビ差の2着となった。

8月27日、中3週で迎えた15戦目は、アフターファイブ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で西川栄二騎手（14戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1993年）

9月13日、約25か月の休養明けで迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般A3二 B1（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた17戦目は、オータムカップ（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は西川栄二騎手（15戦7勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。13着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般A2 A3（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川栄二騎手（16戦7勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた19戦目は、ロイヤルカップ（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川栄二騎手（17戦7勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月30日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川栄二騎手（18戦7勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。