チャーリーハッスル（1987年生、母サリュウエリザベス）

チャーリーハッスル（1987年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時15歳）と交配したサリュウエリザベスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地32戦5勝2着5回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は1992年の伊吹山特別(900万下ハンデ)。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

1月7日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったワンダースラソスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

6月16日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーシンゲキに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のミカワンダーに1馬身3/4の差をつけて優勝

4歳（1991年）

5月25日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（2戦2勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の飛騨特別（中京芝1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったサワヤカプリンセスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の洞海特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドナウイングを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をマークした。

9月8日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の新涼特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は加用正騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪い、リードを2馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、クインサンシーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

9月29日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（7戦3勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったグレートルーラーにねじ伏せられてクビ差の2着に惜敗した。

10月26日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（8戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は加用正騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、伸びてきたマーベラスダンサー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

12月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（10戦3勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

5歳（1992年）

4月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西浦勝一騎手（11戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアテヨーノクラウンに1馬身1/4の差をつけて4勝目を掴み取った。

4月25日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西浦勝一騎手（12戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西浦勝一騎手（13戦4勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

6月28日、中6週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西浦勝一騎手（14戦4勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の飛騨特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西浦勝一騎手（15戦4勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、5着に終わった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の有明特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西浦勝一騎手（16戦4勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

11月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた22戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

11月21日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた23戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の伊吹山特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイールーパスを豪脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月19日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の逆瀬川ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（2戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

6歳（1993年）

1月5日、中1週で迎えた26戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（17戦4勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

2月20日、中6週で迎えた27戦目は、斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月10日、中6週で迎えた28戦目は、淀屋橋ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小屋敷昭騎手（4戦1勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた29戦目は、スカイブルーステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小屋敷昭騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

10月9日、中3週で迎えた30戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた31戦目は、渡月橋ステークス（京都芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は小屋敷昭騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の高雄ステークス（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は西浦勝一騎手（18戦4勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

7歳（1994年）

5月21日、約6か月半の休み明けで迎えた33戦目は、小笠原義巳騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。