河北新報杯

レース展開

マリンパシフィックが集団を先導、2番手の位置にカンセイヒカリが取り付く

マリンパシフィックが果敢に端を奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にカンセイヒカリが続く。そのすぐ後ろ、タマモアが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはパリスハーリー、マイネルグライス、チャーリーハッスルら3頭。マルブツパワフルは中団後方の位置。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはケンタッキルート、ヘヴンリーヴォイス、トーアプロミス。どん尻にナカハマエースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

河北新報杯、パリスハーリーが優れた自在性を駆使した安定感のある競馬で優勝

先頭はマリンパシフィックでリードは体半分。2番手にタマモアが続く。その後ろ、パリスハーリー、チャーリーハッスル、トーアプロミスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、好位にいた2番人気のパリスハーリーがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に抵抗するマルブツパワフルを3/4馬身振り切り1着ゴールを果たした。2着のマルブツパワフルから半馬身差の3着には、2番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切った10番人気のタマモアが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたナカハマエースが入線した。1番人気のヘヴンリーヴォイスは後方3番手にいたがあとひと伸びが足りず6着に敗れた。