ペイシャゲラン（2014年生、母レーヴドゲラン）

経歴

デビュー前

3歳（2017年）

6月11日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

7月22日、連闘で迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のブラウンローズに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

11月4日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

4歳（2018年）

2月18日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた7戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

5月13日、中8週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。最後は、勝ったミキノドラマーから2馬身半差の2着となった。

6月17日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

6月23日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上500万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では全く伸びず16着に終わった。

8月25日、中8週で迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下の古作特別（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

10月13日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の稲光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（6戦1勝）。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。13着に敗れた。

5歳（2019年）

3月2日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上敏樹騎手（7戦1勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上敏樹騎手（8戦1勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

7月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた17戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

2019年8月30日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月4日、中5週で迎えた18戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、しずおか菊花特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインオルフェウスに6馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

10月15日、中1週で迎えた19戦目は、天秤座特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオンファサイトを豪快な末脚でハナ差だけ差し切ってファンの支持に応えた。

11月12日、中3週で迎えた20戦目は、さそり座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のウインサジェスに3馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

6歳（2020年）

1月2日、中4週で迎えた22戦目は、新春盃（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦3勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた23戦目は、孔雀座特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したヴェルに半馬身届かず2着となった。

1月28日、中1週で迎えた24戦目は、水炊き賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったミトノアミーゴに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中1週で迎えた25戦目は、クロッカス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大畑雅章騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大畑雅章騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったウエスタンラムールに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた27戦目は、ムスカリー特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で大畑雅章騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた28戦目は、春分特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大畑雅章騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた29戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、メバル特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた30戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、ハンデJpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた31戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた32戦目は、アカザエビ特別（名古屋ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月23日、中1週で迎えた33戦目は、アオリイカ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月22日、中3週で迎えた34戦目は、土用特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦3勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず3着に敗れた。

10月25日、約3か月の休み明けで迎えた35戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞のお松の方賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

12月3日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた36戦目は、牝馬限定のハンデJpn3のクイーン賞（船橋ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は中島良美騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

12月22日、中2週で迎えた37戦目は、師走特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったサンライトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7歳（2021年）

1月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた39戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマユノジャスターに1馬身の差をつけて5勝目をマークした。

1月26日、中1週で迎えた40戦目は、みずがめ座特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月11日、約3か月半の休養明けで迎えた41戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で石川県特産品が当たる賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプライモーディアルに6馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

5月25日、中1週で迎えた42戦目は、清流特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

6月20日、中3週で迎えた43戦目は、宇出津港特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

2021年6月26日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。