ウインドトリガー（1999年生、母カンキヨウトントン）

ウインドトリガー（1999年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時13歳）と交配したカンキヨウトントンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）五丸農場。戦績は、地方29戦6勝2着11回。主な勝ち鞍は2004年の阪急高速バス特別(A1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、五丸農場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、立川繁幸によって525万円で落札された。

曽和直栄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

11月22日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノマイハートから1馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャッチミーから1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月16日、中4週で迎えた3戦目は、3歳F2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤクフェアリーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳F1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のバージンバーネットに半馬身の差をつけて2勝目を収める

3月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロッキーカオルから1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた6戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダイトクスワン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の闘竜灘特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は小牧太騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた9戦目は、みついし昆布特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスリルハンターを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた10戦目は、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた11戦目は、星の都さよう特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた12戦目は、みなぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

12月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（10戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るビッグパワーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

4歳（2003年）

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、スーパーバードカップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧太騎手（11戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた15戦目は、日本盛健醸カップ（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧太騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

3月5日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で小牧太騎手（13戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニシノオウヒリュウを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月26日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小牧太騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた18戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、丹波柏原特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウトキムネをアタマ差振り切って優勝

5月5日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（15戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスタミナスピードに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

5月28日、中2週で迎えた20戦目は、丹波茶特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（16戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマサヒコレディーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月12日、中1週で迎えた21戦目は、玉垣光章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後はフジノカルームと並んで2着同着となった。

7月9日、中3週で迎えた22戦目は、星の都さよう特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（17戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフィールドベストを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5歳（2004年）

6月17日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、グリーンエコー笠形特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた24戦目は、海と空に出会える島家島特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた25戦目は、阪急高速バス特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイズミシャンハイに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月27日、中1週で迎えた26戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、三日月特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカネトシパッションを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

8月19日、中2週で迎えた27戦目は、福崎サルビア特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヴィジョンサクラを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月2日、中1週で迎えた28戦目は、夢千代の里湯村温泉特別（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月11日、中5週で迎えた29戦目は、英知大学賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。